種類別製品

自動バレーパーキングロボット・自動車工場向け車両搬送ロボット

中国・深圳のベンチャー企業、シャンイテクノロジーズ社(Shenzhen Shanyi Technologies/深圳閃移技術有限責任公司)が開発し、2022年に発表した自動バレーパーキングロボット・自動車両搬送ロボット「COMBO」です。
2025年発表のDrifting COMBOでは、横移動(カニ歩き)とその場回転(コマ回り)の機能を追加しました。
2026年発表のDrifting COMBO 2ndでは、モーターを前後ロボットにそれぞれ2基、合計4基に増やし、よりパワフルな走行を実現しています。傾斜10%(角度約5.7°)の坂道での搬送にも対応し、搬送中に車両が脱落しにくい設計です。

メルセデスベンツ中国工場内での車両搬送

最大3tまでの車両を、秒速1.3m(時速約4.7km)で移動できます。フル充電で約4時間の連続稼働が可能です。エンジンをかける必要がないため、屋内で使用しても排気ガスがこもらず、作業環境の改善につながります。
一般的な車両搬送ロボットは本体だけで3t近い重量があり、車両積載時には5tを超えるため、アスファルトやコンクリートの路面を大きく傷めます(当社調べ)。畳のように薄く平らなCOMBOは、本体重量580kgの超軽量設計です。2tの車両を載せても総重量は約2.6tにとどまり、路面への負荷を大幅に抑えます。長期的なインフラ維持コストの削減に貢献します。
COMBOは、国際安全規格ISO 3691-4:2023(無人産業車両の安全要求事項)の認証を取得済みです。Drifting COMBO 2ndも取得を予定しています。

全自動タイプ
自社開発の運行管理システムにより、複数のロボット(AGV)を各車両に効率よく割り当てながら搬送します。1つのシステムで最大50台まで制御できます。駐車場の出入口で車を降りたあとをロボットに任せる用途のほか、自動車工場内のライン間搬送や、衝突実験・排気ガス試験向けの試験車両の搬送にも最適です。
無線通信には、技適マーク取得済みのWi-Fiを使用しています。

コンベヤの置き換えに
COMBOは土間コンクリートの上を車両を載せて走行するため、床の掘削やピット工事、鉄骨補強といった大規模な建築工事を原則として必要としません。
コンベヤは全長を一度に施工する必要がありますが、COMBOは1台から導入し、段階的に台数を増やせるため、初期投資を分散できます。また、コンベヤは撤去すればスクラップになりますが、COMBOは他のラインや工程に転用できる資産として残ります。残存価値の面でも有利です。
※床面の平坦度など、設置条件があります。詳しくはお問い合わせください。

リモコンタイプ
1台を手元で操作するリモコンタイプは、狭い場所での取り回しが求められる自動車整備工場や板金工場で大きな力を発揮します。通常の車両では不可能な真横への移動や、その場での回転も簡単に行えます。違法駐車車両の移動や、ロードサービス・レッカーサービスでの事故車・故障車のフルフラット積載車への積み込みにも最適です。Aピラーとハンドルを握って手で押す重労働から解放されます。中古車輸出時のコンテナへのバンニング作業など、左右のスペースが限られた場所での積み込みにもお使いいただけます。

重量物の搬送にも
本製品は4輪の自動車を搬送するために開発されたロボットですが、自動車サイズのタイヤを4つ備えた台車をご用意いただければ、台車と合わせて3tまでの重量物をラジコン感覚で搬送できます。1,000kgを超える製造装置や金属部品などを、工場の内外で手押しすることなく運べます。
※台車は、内輪間距離1,200mm以上・最低地上高120mm以上・ホイールベース1.5m以上5.3m以下とし、積載物の重心が台車の中央に来るよう配置してください。

対応車両について
全自動タイプは、内輪間距離1,200mm以上・最低地上高120mm以上・ホイールベース1.5m以上5.3m以下の車両に対応しています。本製品は屋内・屋根のある場所での使用を前提としています。
屋外・雨天でのご使用については、屋外向けモデルをご案内しますのでご相談ください。

サポート体制
当社は日本総代理店です。修理・メンテナンスに対応するほか、横浜市都筑区の当社駐車場でデモや実験も行えます。購入前の貸し出しも承ります。

自動バレーパーキングロボット・自動車工場向け車両搬送ロボット

Drifting Combo

Drifting Combo
  • 産業用途

スマートフォンによるリモコン操作、もしくは完全無人型の全自動での遠隔操作が可能。
2025年発表の1st gen Drifting COMBO では、横移動(カニ歩き)、その場回転(コマ回り)の機能を追加、2026年発表の 2nd gen Drifting COMBO ではモーターを前後ロボットそれぞれ2つ、合計4つに増量し、力強い走りが可能になりました。
坂道は最大 10% (5.7°) まで対応、一方搬送中のタイヤの脱輪は極力少ない設計になっております。

リモコンでの操作は、対象となる自動車の正面、もしくは側面の50cmあたりまで移動させ、あとはボタンを押すだけで勝手に縦方向、横方向から自動で車両の下に潜り込み、タイヤをクランプして浮かせる作業をいたします。リモコンでの車両搬送後も、ボタンを押すだけで勝手に車両を地面に置きロボットが車両から50cmあたりのところまではい出てきます。少ないボタン操作で直感的な操作が可能になります。

横移動(カニ歩き)、その場回転(コマ回り)の機能が追加された新型のデモ機は、2026年3月に到着しました。横浜市都筑区の当社建屋前の駐車場にてデモ・実験が可能になります。

日本と違い中国では電気自動車 (EV) が多く、充電設備での火災事故にも悩まされています。
火災事故の際に燃えた車両を充電設備から遠ざける、または他の車両を燃えた車両から遠ざける用途でも中国国内で引き合いがあり、特別仕様で耐火性の部品で固めたタイプも製造しております。

Turbo

Turbo
  • 産業用途

スマートフォンによるリモコン操作、もしくは完全無人型の全自動での遠隔操作が可能。
最大3.5t までの車両を2m / 秒で移動させることができます。
フル充電で6時間の操作ができます。