車両搭載型測量システム


概要
近い将来に実現する自動運転には必ず高精度の3D 地図データが必要になります。また今後の国内の道路維持管理においても、膨大な保守点検箇所を効率的に見つけることが必要になります。
GreenValley International のソフトウェア LiDAR360MLS、および車両の天井に取り付けるハードウェア LiMobile M2 は、道路を走りながら効率的に計測するモバイルマッピングシステム (Mobile Mapping System: MMS) の用途で開発しました。道路の保守点検箇所の確認、道路の拡張工事、自動運転向けの高精度地図の作成、都市空間のデジタルツインの作成に最適です。
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用途
- 産業用途
- 計測用途
製品特長
0:13 GNSS, IMU, DMI + LiDAR SLAM の組み合わせ、GPSが届かない場所での使用も可能
0:22 M2 タイプの斜めに設置の地図作成用 LiDAR は、32チャンネル, 300m, 128万点群 / 秒
0:25 M2 Ultra の斜めに設置の地図作成用 LiDAR は Riegl 社製 475m, 1800kHz, 精度 3mm
0:32 カメラはテレダインの Ladybug 5+ を使用、(5M x 6 =) 30MP, 10fps, Time / Distance trigger
0:39 テレダインの Ladybug 6 にも対応、(12M x 6 =) 72MP, 5fps, Time / Distance trigger(オプション)
0:41 事前設定で左右の首振り (0°, ±15°, ±30°, ±45°) をしながらの測定も可能
0:47 斜め下のアスファルトの路面を見るカメラ、水平方向に取り付け前方を見るカメラ (12M x 2 =) 24MP, 5fps / 3fps, Time / Distance trigger(オプション)
1:00 タイヤに取り付け回転から算出する距離計 (Distance Measuring Instrument: DMI)(オプション)
1:13 備え付けのタブレットを通してリアルタイムで確認が可能
1:25 市街地での計測
1:32 高架橋での計測
1:36 街路樹近くでの計測
1:38 トンネル内での計測
1:42 SLAM技術を使った地下駐車場での計測
1:47 データの取得、画像データと測量データの重ね合わせ(ジオリファレンス)、見たい部分の抽出、他者との共有がすべて GreenValley International のソフトで可能
1:51 AIを使って点群画像から対象物(建物、街路樹、電線、車両、他)を色分けで分類
1:54 AIを使って通行者の顔、車両のナンバープレートにぼかしを入れる
2:02 AIによるアスファルトの路面標示の抽出
2:05 AIによる街灯、マンホール、道路案内標識、信号機などの自動認識とその精度 (max 1.00) を表示
2:10 AIによる路面の損傷状況を自動検出
2:16 (主な用途)GIS資産、自動運転用高精度3D マップ (HD Map)、都市空間のホログラム表示、デジタルツインの作成
2:20 (主な用途)路面の状況の確認(道路にできた穴、ひび割れ、他)、道路標識の高さ、大型の特殊車両が通行可能かどうかの解析、小石を敷き詰めた線路(バラスト軌道)の断面解析
2:23 街路樹の大きさから交通に支障がないか確認、鉄道車両とその周りの安全空間の確認
製品仕様
都市空間のホログラム表示(済南市にて 1500km 以上の測量を実施)
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自動運転用高精度 3D マップ (HD Map)(深圳市内で 1000km 以上の測量を実施)

重慶市の地下駐車場プロジェクト

都市部での街路樹、電線とその周りの安全空間の解析
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都市部の電線とその周りの安全空間の解析(オーストラリア、ビクトリア州、フレミントンで 7.5km のスキャンを1時間で完了しました)
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(現実世界の場所や建物をデジタル空間に3Dモデルで再現し、リアルタイムに反映させる)デジタルツインの作成
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AIによるアスファルトの損傷状況を自動検出、下記6種類に対応
わだち掘れ (Road rut)
ひび割れ (Crack)
横断方向の波状の凹凸 (Corrugation)
穴 (Pothole)
盛り上がった部分 (Bump)
陥没 (Depression)

アスファルト路面の断面解析

大型の特殊車両が通行可能かどうかの解析

道路標識が視覚的に遮断されていないかどうかの解析

個々の街路樹の幹、高さ、樹冠の測定、街路樹の大きさから交通に支障がないかの解析、他

(建物の外壁、窓、ドアなど外観の)ファサードの測量
設計図面との比較、建物の傾きの確認、建物の改修や修復工事、または歴史的建造物の調査において、外観の現状を正確に把握する用途に最適です。

平面図の生成
平面図を自動でベクトル化する機能
dxfファイルで抽出可能
ワンクリックで青写真を生成

効率的なベクトル編集
マルチソースのデータフュージョンでベクトルマッピング
点群を使った3D マッピング
画像を使った3D マッピング(パノラマ、平面、オルソ)
100以上のベクトルマッピング編集、処理ツール
複数のフォーマットに対応、GIS, CAD, シミュレーションプラットフォームと容易に使用可能

点群の並びの乱れ、ずれに対し自動検知、修復する機能

点群のカラー化

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