林業・森林調査


概要
近年の LiDAR 技術の進歩により、林業、森林調査での個々の樹木のデータ収集がかなり容易になりました。GreenValley International が開発したソフトウェア LiDAR360、およびハードウェアでは背中に背負って地上から計測を行う LiBackpack DGC50H、ヘリコプター・ドローンに取り付けて空中から計測を行う LiAir X4 を使うことでご購入後すぐにご使用が可能になります。地上と空中からの点群画像を重ね合わせて解析することもできます。
森林資源・森林バイオマスの正確な把握、都市空間での樹木の量の確認、樹木の種類の識別機能を使った単一の樹木の点群データ・パノラマ画像の作成、さらに樹木の炭素吸収能力の確認に最適です。
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用途
- 産業用途
- 計測用途
製品特長
0:11 幹が曲がった偏心木の検知
0:27 樹木の高さの測定、胸高直径の測定、地面から樹冠までの距離測定
0:36 胸高直径の誤差は3mm以内、樹木の高さの誤差は1%以内
0:43 個々の樹木の位置、標高、枝の高さ、幹の曲がり具合、幹の体積も測定
0:57 個々の樹木の解析結果をプロット図、パノラマ画像も盛り込んで作成
1:07 点群データから背の高い樹木を抽出
1:11 個々の樹木を70種類の登録済みの70種類の中から自動識別
製品仕様
地面から樹冠までの距離測定、その部分の幹の体積を自動算出
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樹木の種類の識別(70種類の樹木が登録されており、そこから自動識別)
(松、杉、ヒノキ、赤樫、白樫、白樺、竹、栗、モクレン、ホオノキ、ポプラ、月桂樹、柳、アカシア、カエデ、アプリコット、ベンジャミン、他)

樹木の高さの分類

成人の胸の高さ(120cm)の幹の直径(胸高直径)の測定

樹冠の測定

個々の樹木の中から幹が曲がった偏心木を確認、直立の木を残すことで最適な間伐計画を策定

バイオマスの自動計算
個々の樹木のの樹高と胸高直径を計測し、バイオマス モデルと組み合わせて、地上バイオマス (Aboveground Biomass: AGB)、地下バイオマス (Underground Biomass: UGB)、体積 (Volume: V)、生物濃縮係数、および樹木の地下の根と地上の幹・葉の比率 (Root-to-shoot ratio: RSR) を自動的に計算します。
このソフトウェアには、12 種類の一般的な樹木用のバイオマス モデルが組み込まれております。
その他のバイオマスモデルの追加もサポートされています。
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境界線の生成
樹高データ (Canopy height model: CHM) をもとに森林の境界線を生成

森林指標
樹冠の被覆率、樹木の隙間から光が差し込む確率(ギャップ率)、樹冠内の葉の量を定量化した葉面積指数、その他のパラメータをグリッド、範囲、また林分のデータから計算します。

回帰分析
線形回帰、(機械学習の手法の)サポートベクターマシン、ランダムフォレスト、高速人工ニューラルネットワークなどの回帰分析および予測機能を提供します。

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