GLO photonics

会社概要

GLOphotonics SAS(以下GLO)は、フランスのリモージュを拠点とする新たらしい企業です。GLOのカゴメ中空コアフォトニック結晶ファイバー(以下HC-PC)はバース大学、次にCNRSでのFetahBenabidの研究活動によって生み出されました。カゴメファイバーは、Inhibited Coupling(IC)と呼ばれる誘導メカニズムにより、ファイバー中を広範囲の波長を低損失な伝送を可能にします。さらにガスセル中のカゴメ中空ファイバーにガスを充填させ、高強度レーザーを入射させることで、自己位相変調等の非線形光学現象と長い相互作用によりスペクトルを広帯域化することができ、また同時に圧縮させることも可能なPMC(フォロニックマイクロセル)もございます。この製品に対して2005年にFetah Benabidが権威ある賞であるフレネル賞(欧州物理学会)を受賞しました。さらにPMCおよびその他の関連した発明に対して2008年にレーザーフォーカス世界技術優秀賞を得ています。

対応波長

GLO Photonics

製品群

GLO Photonics lineup

中空フォトニック結晶ファイバー

中空フォトニック結晶ファイバー(255nm~285nm)

GLO photonics

GLO Photonicsの中空フォトニック結晶ファイバーは、255nm~285nmの波長範囲で低損失なレーザー光をニアシングル横モードで伝搬させることが可能です。

  • 波長
    255nm~285nm

中空フォトニック結晶ファイバー(UV領域)

GLO photonics

GLO Photonicsの中空フォトニック結晶ファイバーは、約320nm~390nmの波長範囲で低損失なレーザー光をニアシングル横モードで伝搬させることが可能です。355nmパルスレーザーでは平均出力20Wクラスの実績がございます。

  • 波長
    320nm~390nm

中空フォトニック結晶ファイバー(515nm~532nm)

GLO photonics

GLO Photonicsの中空フォトニック結晶ファイバーは、515nm~532nmの波長範囲で低損失なレーザー光を高出力でニアシングル横モードで伝搬させることができるため、銅などの微細溶接に有効な可能性を持っています。

中空フォトニック結晶ファイバー(800nm/1600nm)

GLO photonics

GLO Photonicsの中空フォトニック結晶ファイバーPMC-C-TiSa_Er-7Cは、チタンサファイアレーザーの波長範囲で低損失なレーザー光を高出力でニアシングル横モードで伝搬させることができるます。

中空フォトニック結晶ファイバー(900nm~1100nm)

GLO photonics

GLO Photonicsの中空フォトニック結晶ファイバーPMC-C-Yb-7Cは、900nm~1100nmの波長範囲で低損失なレーザー光を高出力でニアシングル横モードで伝搬させることができます。

中空フォトニック結晶ファイバー(405nm~450nm)

GLO photonics

近年の青色半導体レーザーを用いた金属加工の有効性から、より高出力の青色レーザーが求められています。GLO Photonicsの中空フォトニック結晶ファイバーは、405nm~450nmの波長範囲で低損失なレーザー光をニアシングル横モードで伝搬させることが可能です。

白色光発生用フォトニック結晶ファイバー

白色光発生用フォトニック結晶ファイバー

GLO Photonicsの中空フォトニック結晶ファイバーSCPCF-1064-5は、高い非線形性をもち広帯域な白色光を発生させることができます。

中空フォトニック結晶ファイバーパッチコード

中空フォトニック結晶ファイバーパッチコード

patch cord

ファイバーの両端にFCまたはSMAコネクタが取り付けられた中空フォトニック結晶ファイバーパッチコードです。レーザー顕微鏡やOCTなどの用途に適しています。

パルス幅狭小化ファイバー

パルス幅狭小化ファイバー Fastlas

fastlas

中空フォトニック結晶ファイバー中に充填させたガスと超短パルスレーザー光との非線形光学効果によりスペクトル幅を拡大させ、同時に圧縮もできる画期的な製品です。

白色レーザー

白色レーザー CombLas

hakusyoku laser

ガスが充填された中空フォトニック結晶ファイバーに超短パルスレーザーを入射することで、20波長のレーザーを生成することができる製品です。SC光とは異なり、各波長の出力は高くなっております。